らくらく新聞@ブンタウ

ベトナムのんびりローカルリゾート・ブンタウからベトナムと日本の諸々のことを書いています。 

考え方

「他人と自分とは別個の人間でそれぞれ違う考えがある」ということを万人に理解して欲しいという矛盾した願い

他人と自分とは別個の人間でそれぞれ違う考えがある。 同じ国、同じ世代、同じ大学、同じ性別、同じ・・であってもやはりそれぞれ別なのだ。完璧に分かり合えるなんてことはない。互いに違う人間であるということを前提にコミュニケーションを取らなければな…

海外旅行に行くよりも一冊の本を

インターネットの普及や格安航空の広まりや日本を含む英語話者の世界的な増加で歴史上もっとも日本人が海外へ行きやすい時代になっていると感じています。 僕はこれまで韓国、中国、台湾、ベトナム、ラオス、カンボジア、タイ、オーストラリア、パキスタンに…

「クールジャパン」の中身が「外国人に冷たい日本」となっていくのが辛い

月給5万、休みは年3日 外国人実習生の過酷な実態〈週刊朝日〉(dot.) - Yahoo!ニュースzasshi.news.yahoo.co.jp 自分がベトナムでとても歓迎され大切扱われてきるから、日本でこういうことがあるのを聞くたびに申し訳なくて仕方ない。 この記事は中国人の事…

ホームレスが販売する雑誌BIG ISSUEを購入することで私たちが得られるもの

オレオレ詐欺についての本を読み貧困や希望の格差を考えさせられている折、友人たちの活動がBIG ISSUEに取り上げられるとのことを目にしました。(友人たちの活動そのものは格差・貧困を直接に取り扱うものではない。)これをきっかけにBIG ISSUEとは何か、…

転職するかどうか迷い、結論に至るまで。参考にした本を添えて。

ベトナムでの日本語講師生活もそろそろ1年。 そんな折、日本人同僚の退職・転職があり、また4月から見知らぬ日本人が新たに同僚になるということで、私も将来のことを考えるようになりました。 現在の日本語講師の仕事は月で5万円(当初の3万円から随分昇給…

空回りしている日々の中で

ビジョンを描く・伝える力の不足を感じる異国の日々。大学やそこにいる学生のためになると思い学生たちの留学先を開拓しているのですが、同僚たちに積極的になってもらえない。今の自分の提案は大学や学生のためになったからといって、先生たちが具体的に直…

もうホーチミンで消耗するのはやめます

大都会ホーチミン。人口740万人のアジア有数の都市。 ヒト・モノ・コトが揃った魅力的な場所です。 ホーチミンからブンタウは140kmほど バスで2~3時間、交通費も往復20万ドン強で行くことができるので これまで何度も訪れました。 しかし、だんだんホー…

職場で生贄にされないために

評価をする人間とこちらの距離が遠いと、その間に入る人間によって生贄にされかねないですね。何かことあれば、責任されかねない。そうされても評価をする人間も、こちらも気が付かないし、気付いても反駁する機会がない。 ※別に今何かあったという話ではな…

テキパキしていない人に厳しい日本、テキパキしていない人に甘いベトナム。どっちが良いですか?

id:p_shirokuma さんの記事を見て、日本人はやはりテキパキしすぎかもしれないと思いました。 テキパキしてない人、愛想も要領も悪い人はどこへ行ったの? - シロクマの屑籠 テキパキしてない人、愛想も要領も悪い人はどこへ行ったの? - シロクマの屑籠 日…

ベトナムでのんびりすることに励んでいます

焦燥感や不安ってのは多分に相対的なのでしょうね。 今日もカフェに行ってきたのですが ベトナム人は相変わらずのんびり仕事をしていました。 周囲がゆったりしているから のんびりしていることに焦燥感も不安も疑問もない。 イマとココをしっかり味わってい…

きちんとお金をもらうことって大切ですね。

正当な対価をもらいましょう ベトナム生活も もう半年。 今、生活するに困らないし、時間の余裕もあるからと、興味に応じてお金にならない仕事をしたり、義理人情でお金を求めず契約外の業務をこなしたりしながらも、のほほんと過ごしてきました。 しかし、…

日本文化を知っていようがいまいが、日本人は日本人

前回 こういう記事を投稿しました。 <a href="http://jmato911.hatenablog.com/entry/2014/11/06/035134" data-mce-href="http://jmato911.hatenablog.com/entry/2014/11/06/035134">「芸は身を助ける」は海外に出ても同じ。「芸」のある人が本当に羨ましい。 - らくらく新聞@徒然</a>しかし、心のもう一方で、別に日本っぽい「芸」がなくとも十分日本人なんだとは思っています。そんなことを思っているから…

「芸は身を助ける」は海外に出ても同じ。「芸」のある人が本当に羨ましい。

ぼくは日本語講師としてベトナムで生活しています。 その中で「日本人」であることを期待されるシーンがままあります。 例えば 同僚や友人で弓道や居合道を修めて来た人間の演武はベトナム人たちに大うけ大歓迎です。 また、日本の職人や熟練工は強い憧れと…

東京にいる間にお世話になったちょっと変わったシェアハウス 墨田「あかりや」馬場下「Tokyo Handsome boys!」志村坂上「Freetopia」

ブンタウにもどって来ています。 東京にいる間は友人の家を転々としていました。 その中で3軒のシェアハウスのお世話になりました。 ①あかりや 1つは東京の下町・墨田にある長屋の一角を利用したシェアハウス。下町・長屋といった雰囲気が好きな人びとが尋…

労働法も守れない人が子どもに何を教えるんですかね?

私は真のキャリア教育に必要なものとは、「知識を使いこなす知恵」や「悩みを抱えた時に誰かに相談する力」を養うことだと考えています。学生たちに、自分たちが労働契約の主体であることを自覚させ、労働条件を自分で吟味したり、必要な記録を付けたりする…

はてなブックマークが着いてメッチャ嬉しいのですが

はじめてこんなにたくさんブックーマークが着いて、そこでコメントしてくれる人もいて、アクセス数も増えて単純にメッチャ嬉しい。右端の突起物が左端に消えるまでの1ヶ月間ずっと、平坦なアクセス数表記が続くと思うとちょっと寂しい。こんなにブックマー…

お金持ちはお金を使いたくて仕方がないらしい

この間ホーチミンの高級デパートに行ってきた。 日本のデパートとはひけをとらないにならない。外見の豪華さは日本以上。 Vincom Center。 ガンダムはベトナムでも人気の模様。 トライダガー懐かしい。 子どもとき欲しかったけれども、初めて買…

日本語を学ぶベトナム人を見て とても不安になるときがある。

ベトナム人が日本語を学ぶこと 日本にとって、基本的に良いことだと思っている。 日本語話者の数が与える影響について - らくらくしんぶん@VietNam しかし、そもそも、ベトナム人が現在の世界状況において日本語を学ぶ意義はどの程度あるのだろうか。現在認…

「英語もできないノースキルの文系学生はどうすればいいのか?」→僕「ベトナムに来ました」

ネットサーフィンをしていたら、興味深いブログに出会った。 日本への諦めと×お金へのあきらめマトリクスで理解する―若者の働き方4タイプ | 大石哲之ブログ この大石哲之さんは ベトナムに生活を移し、物価差を利用して優雅かつ快適にくらしているとのこと…

情けは人のためならず。天網恢恢疎にして漏らさず。

帰りしのバスの中で、隣に座ったベトナム人の兄さんと「お前はコリアンか?中国人か?」「いや違うニャッパン(日本)だ」「アジノモト!ホンダ!」など、二言三言会話をした。パーキングエリアについてからの休憩の間に兄さんは大量の肉まんを買っていた。…

物理的に隔絶された結果。。。

残念ながら私は、隙あらばサボったり手を抜いたりしてしまう。 隙とネット環境があるとすぐにパズドラに手を出す昨今。(ベトナムに来ても遊びは変わらんです) ホーチミンとブンタウの往復5時間強の時間が、実はかなり有意義なのでは?と思い始めた。ネット…

バリア・ブンタウ省の「週末トレジャーハンター」-観光客にとって面白いものでも現地の人にとっては不愉快なものがある。自省としてのメモ

バリア・ブンタウ省の「週末トレジャーハンター」 - 三面 - VIETJO 日刊ベトナムニュース という記事を見てから気になっていた週末トレジャーハンター。 彼らは金属探知機を使い、ビーチの落し物を探し出し、取得し売却して生活しているとのこと。 私の住ん…

就職活動が辛い人へ。クソゲーだからバックれたら?生物46億年ご先祖様たちもバックレ続けて生き延びてきた。 

日本もそろそろ夏ですか? 就職活動している人たちには辛い季節がやってきますね、暑さにやられないよう体には気をつけてくださいね。 面白いCMを見たことをきっかけに、就職活動について考えてみました。 目次 1.東京ガスCM家族の絆「母からのエール篇」…

テストが便利すぎて。。。テストを課す側になってわかったこと

今週のお題「テスト」 教師の問題は どうやったら生徒が勉強するかどうか。 いつも悩む。 「テスト」はその救世主だ。 「テスト」と言えば、学生は目の色を変える。ベトナムでもそうだ。むしろ、日本よりも学歴重視なので、テストにかける思いは強い。 そう…

あなたの街の魅力をどうやって伝えますか? コミュニケーションツールとしての商品

ラオスのとある村で地域開発に携わっている友人がます。 彼の名前はまるちゃん。 まるやまのブログ in Laos: 青年海外協力隊 報告書第1号 彼は、村の特産品である織物を軸に村人の現金収入を安定させようと試みています。 彼とは、色々な話をするのだが、今…

相手の自由を認めましょう

私は,人がする大抵の事は(自分の身体や財産を害さない限り、約束や契約を反故にしない限り)許容しようと考えている。相手がスーツを着ていようがいまいがどうでもいい。 互いにそうした方が人は自由で楽になると思っているからだ。でも,相手も私と同じよ…