オープンカフェや屋台で自由を味わおう!自由の体現者ベトナムの屋台人
最近大学の前に親子でまわしている屋台が来るようになった。
彼らは夕方すぎに来て、22:00過ぎに畳んで家路に着く。
明日も来るのか?と尋ねたら、
それは明日の気分次第さ、とのこと。
ああ、自由だなと。
公道である歩道にテントを張り、テーブルとイスを設置する。
うん、誰も使ってないからいいよね。
そして、ちょっと車道歩くくらいなんともないよね。
というノリです。
ミー(中国麺)とフォーを選べる。今日はミックスで。
オープンな屋台、路上で食べると料理だけでなく自由も味わった気になる。
外人に興味津々な店の兄ちゃん。
とりあえず例のごとく「韓国人か?」「中国人か?」と聞かれる。
地球の歩き方に掲載されているとは言え、ハノイ⇒中部⇒サイゴン⇒カンボジア⇒タイのバックパッカールートから外れているこの地に来る日本人は駐在のビジネスマンばかり。ローカルな食事をとる日本人は少ないからしょうがないね。
ちなみに兄ちゃんは私のベトナム語がまったく聞き取れず。母ちゃんのほうはなんとかなんとか。でも私と話したいのは兄ちゃんのほう。だから母ちゃんが「翻訳」を買ってくれた。
面白かったのは、料理を待つ間に近くの雑貨屋に行って帰ってきたら、料理とともに兄ちゃんと母ちゃんが着席していたこと。
絡みたかったんやろうけど、断り入れんの?
でも、この気を置かない感じがすごく好き。
したいようにしている人の振る舞いは、ちょっと嫉妬してしまうけど
見ているこっちも自由にしてくれる気がするから。
兄ちゃん・母ちゃん明日も来るかな?
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- 作者: 地球の歩き方編集室
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そういえば
最近日本でオープンカフェを増やそうとしている動きがありますね。
平成23年10月に都市再生特別措置法等が改正施行され、道路上に食事施設の設置ができるようになりました。新宿区では、同法による手続きを進め、都市再生特別措置法に基づく特例制度を活用したオープンカフェが設置されました。特例制度運用事例としては、全国初となります。
が、苦戦している模様。
増やしたいオープンカフェ、広まらないわけは : 東京五輪 : 読売詳報_緊急特集グループ : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
理由は単純、規制が多くて、手続きが煩雑だから。
そらそう(なる)よ。
素人の私なんか、お客がいて、料理があって、席があればいいだけでしょ?と思うよ。衛生とか、秩序とか、交通とか色々事情があるのはわかるんだけどね。
そんな東京でなんとかかんとかオープンカフェやっても なかなかその良さが広がらないと思うのよね。
オープンカフェの良さって、「風通しの良さ」だから。見た目だけ整えても、心がおっつかないとアカンです。 仏彫って魂入れずっちゅうことね。
ヨーロピアンな、自由と落ち着きを併せ持ったカフェでもいいし
東南アジアな、自由と無秩序全開な感じも良い。
最初は暗中模索だろうけど、東京にも「風通しの良さ」を大事にしたカフェ(場所)が育っていけばいいなと強く思う。