カンボジアはプノンペンでベトナム滞在ビジネス(商用)ビザを取得してきました。陸路でトコトコ、バスの旅。
プノンペンのベトナムビザ取得についてはウェブ上で頼りなる情報が見当たらなかったので参考として私の例を書いていきます。
ベトナム大使館は日本やタイ、ラオスの大使館などの近くにあります。そしてこの地区には多くのカンボジアの省庁がおかれていることからカンボジアが東南アジア諸国や日本とのつながりを重視しているのがわかりますね。ちなみにベトナム大使館があるのは日本大使館の面している通りから2本西にある通りです。住所を載せておきますが、トゥクトゥクやバイクタクシーのおっちゃんたちには英語表記だと通じないときがあるのでクメール語表記も併記しておきます。それにしてもクメール文字は本当に何と書いてあるかまったく分かりません汗
住所
ព្រះមុនីវង្ស ,រាជធានីភ្នំពេញ
電話番号 023 726 274
業務時間 月~金
8:00~11:30
14:00~16:30
◎用意しておくもの
・パスポート
・ビザ代 それぞれの料金に+10ドルの手数料
1ヶ月シングル 45ドル
1ヶ月マルチ 65ドル
3ヶ月シングル 95ドル 今回私が取得したのはこれ。カテゴリーはDNでした。
3ヶ月マルチ 135ドル
(・証明写真)・・・持ち忘れていったのですがスルーされました。
(・招聘レター)・・・商用で入国するには必要だといわれているのですが今回はスルーされました。
(・英和辞書)・・・ビザ申請用紙に記入する際に各項目はベトナム語と英語表記しかないので英語に自身が無い人は辞書を持っていきましょう
◎ビザ取得の流れ
・大使館に入る
・ビザ記入用紙に必要項目を記入
※ベトナムでの滞在先(招聘元)を書く項目があります。
・窓口に提出
・交付を待つ
金曜日の15時ごろに大使館に着たので、月曜日まで待つことも覚悟していたのですが、今回は人が少なかったためか、たったの30分で済みました! 先に来ていた欧米系バックパッカーは月曜日に来るように告げられていました。ビザの種類が違ったのかもしれませんし、日本人ということでひいきがあったのかもしれません。
以上カンボジアでベトナム滞在(商用)ビザを取得する方法です。
ビザを取得するまではどうなるかわからず、やきもきしてたのですが、証明写真もレターも必要なく待ち時間も少なく拍子抜けするくらい簡単に終わりました。みなさんのやきもきや苦労が少しでも減れば幸いです。
以下
そもそもなぜカンボジアでビザを取ることになったのかという話と
今回の旅程 について
↓
そもそもなぜカンボジアでビザを取ることになったのかという話
2015年1月1日より「ベトナムにおける外国人の出入国、通過及び居住に関する法律」が施行されました。
私はすでにビザを取得しベトナムから外に出るようなこともしないので直接は関係ない、いつものように大学が延長してくれるだろうとビザの期限(1月29日)近くのほほんと構えていました。しかし「普段どおりにはビザ更新ができない。とても高くついてしまう」「一度ベトナムを出てビザを取得した上で再入国してくれないか」と大学からお達しが。
ベトナムでは旧正月(テト、2月中旬)が新年であり、その直前はみながそわそわしています。すべてが止まるテト前に物事を済ませたいという人が多く仕事が増える一方で、働く側はテトの準備で仕事に気が回らなくなっています。そして今回はそんな折りの悪い時期に新制度が登場しました。新制度が登場したときにはいつも役所も民間業者も戸惑い普段よりも時間や費用がかかるのが常のようです。在越の日本人の同じような状況に人たちに聞いたところ 3ヶ月マルチ商用ビザ取得に手数料込みで425ドルもかかったようです(!)。これ私の月収より多いのですよ笑 流石に大学も躊躇いますよ。
ということで行って参りましたカンボジアはプノンペン。ホーチミン~プノンペン間はバスで行くと休憩や出国手続きもろもろあわせて7時間ほどかかります。近いようで遠い。遠いようで近いといったところでしょうか。
今回の旅程
1月29日
1.ホーチミン ファングラ-オ通り(Phạm Ngũ Lão)でプノンペン行きバスに乗る
チケット代 20万ドン(=9ドル強)
2.ホーチミンから国境(ベトナム側モクバイMocBai)へ 2時間
3.モクバイでカンボジア入国ビザ取得 35ドル ビザ取得と昼食休憩で1時間
4.国境(カンボジア側バベットBavet)からプノンペンへ 3時間
※プノンペン観光のため1泊
1月30日
5.在カンボジア ベトナム国大使館でビザ(3ヶ月シングル)取得 30分 105ドル
※プノンペン観光のためさらに1泊
1月31日
6.プノンペン セントラルマーケット付近からホーチミン行きバスに乗る 10ドル
7.国境 ビザはすでに取得しているためビザ申請はなし。
8.ホーチミンへ
両首都間の移動については プノンペンで行われているサムライカレープロジェクトのインターンの方の記事が詳しいです。
ホーチミンからプノンペンへバスで移動する方法(3/4) | サムライカレープロジェクト カンボジア インターン型起業体験
プノンペンからホーチミンへバスで移動する方法(2/4) | サムライカレープロジェクト カンボジア インターン型起業体験
流石に丸なげだとアレなので追加情報をちょこっと入れておきます。
1.→ファングラーオ通りでやっておくこと。
バックパッカーが集う場所として有名なファングラ-オ通り(Phạm Ngũ Lão)とデタム通り(Đề Thám)の交差点の辺りにはバスをブッキングできる旅行代理店がワラワラとあるので、特に予約せずとも乗ることはできます。
ただ、効率よく移動したい人はバスの出発する時間に注意したほうがよいです。
私が利用した代理店だと午前7時前後に3本、正午に1本、2時過ぎに1本、それが終わると次は深夜発の夜行となっていました。
またファングラ-オ通りには両替をしてくれるホテルや旅行代理店が多くあるので、換金はここでしてしまいましょう。プノンペンではカンボジアリエルだけでなくUSドルもだいたい通じるのでドルに換金でもOKです。だいたい1ドル=4000リエル=20000ドンだと思ってください(2015年1月末)。この辺りは両替レートや手数料はどこも似たりよったりです。
ただし、ドルにするなら細かいお金で。100ドル札だとお釣りがないと言われて受け取りを拒否されることもあります。10ドル札でもお釣りがないと言って端数をちょろまかそうとする場合もあるので。たとえば100ドル分換金するなら10ドル札×8枚、1ドル札×20枚くらいが良いのではないかと思います。プノンペンでもドンからリエルへ両替できる場所はありますが、見つけるまでの手間がかかりますしレートの適否を判断するのに心労が嵩むのでホーチミンでやっておきましょう(実体験より)。