らくらく新聞@ブンタウ

ベトナムのんびりローカルリゾート・ブンタウからベトナムと日本の諸々のことを書いています。 

タンソンニャット空港にて

ベトナム最大の都市ホーチミンにあるタンソンニャット国際空港。

飛行機の出発時間をディパーチャーフロア屋外のバーガーキングで過ごす。

出国を前に胸を躍らしている様子がありありと伝わるベトナム人家族や若い学生たち。

すでに何カ国も通過してきたのか、旅に倦んだ顔の白人バックパッカーのカップル。

ビジネスの行きか帰りか、南国にも関わらずパリッとしたスーツの男。

人、人、人

 

こんなにたくさんの人がいるのに、日本人が通りかかるとすぐにわかる。

どうしてかな?服装や顔立ち、挙動からわかってしまう。

自分もまだ半年足らずのベトナム暮らし。傍からみると すぐわかってしまうのだろう。いいも悪いもないけれど、やっぱり生まれ育った環境から身につけた「匂い」はなかなか拭いがたいのだろうな。

日本から自由になるために必死日本を捨てようとする人もいるけれど、結局捨てられないのならば、日本人として生きたほうがよほど身軽なのではないかな。

匂いのない人などいない。少量の香水はアクセントにいいかもしれないが、本人の匂いを消し去るまで焚き染めては趣味が悪くなってしまう。

醤油くさい日本人で上等だ。醤油くささこそ日本人ではないかなとも思う。

薄れてきた醤油の匂いを、日本で継ぎ足してきます。

久方ぶりの日本を前に徒然と。