お金持ちはお金を使いたくて仕方がないらしい

この間ホーチミンの高級デパートに行ってきた。

日本のデパートとはひけをとらないにならない。外見の豪華さは日本以上。

Ｖｉｎｃｏｍ　Ｃｅｎｔｅｒ。

ガンダムはベトナムでも人気の模様。

トライダガー懐かしい。　子どもとき欲しかったけれども、初めて買ったミニ四区が溝に落として壊してしまってからは買ってもらうことができなかった。（漫画みたいに声をかけたら曲がってくれると思ってたんだよ！）

日本でも子どももおもちゃの定番レゴブロック。注目して欲しいのは値札。

３,０６９,０００ドン！高い！　数字に驚くかもしれないが、ここはベトナム。1円＝２００ドンなので、落ち着いて計算すると1万5000円ほど。まあ、わかる。と思うのは日本人の感覚。ここはベトナム、一人当たりの年間名目ＧＤＰは2000ドル（20万円）ほど。月に2万円いかない程度だ。（都市部ホワイトカラーの平均は月5万円ほどあるよう）　ベトナム人の感覚からすると、1万5千円がいかに大金かわかる。（私の手取りも月3万円ですし）。こっちの１万5000円は10万円前後の感覚、でも買う人がいるから売っているのですよね。子どものおもちゃにこの金額を出す人がいるというのは驚きです。

ベトナムの一人当たりのGDPの推移 - 世界経済のネタ帳

さらに驚いたのがこれ

クロックス：1,195,000ドン也。

日本円にして6000円ほど。

高すぎィ！ 

このクロックス、Ａｍｚｏｎ.co.jpで検索かけると1,980円～３,580円とのこと。日本でさえこの値段だ。

ベトナムのほうが高いのです。

どういうことやねん？？

[クロックス] crocs Classic 10001 10001-001-009 black(black/27)

 きっとベトナム人のお金持ちが買っているものは、「モノ」ではなくて「ブランド」と「体験」なんだろう。

このクロックスなんて、デパートから一歩外に出れば、こんな値段じゃ誰も買わない。「高級デパートで高級品を買った」ということが大事。

ものの値段の付き方は複雑怪奇なり。

興味深いデパート探索でした。