【就活を意識した学生向け】知識も経験も中途半端で専門性のない日本人大学生
今日ベトナム人と話していたときに
「どうして日本の学生は大学で勉強しませんか?ベトナム人は大学で一生懸命学び、専門をつくり、その専門性を活かして仕事を見つけます。」と聞かれた。
私は
「(企業が大学での学びを信用していないのは前提として)面接では大学で学んだことよりも、どんな「経験」を積んだかが問われる」と答えた。
答えつつ、「あれ?」と思った。
どうやら日本人は「知識」よりも「経験」というものを重視しているらしい。
しかし、その「経験」というのはどの程度のものなのだろう。
イギリスやアメリカではインターンが大事とされ、「経験」が日本よりも求められているようだ。
(※@May_Romaさんによる、「インターンとは?」から始まる諸々に関する本当の話。 - Togetterまとめ)
そして専門性も併せて要求する。
つまり、「それで、あなたはどんなことができるの?その根拠は?」と聞かれるということだ。
ドキッとしませんか?
私は 今の職場に入るために
アメリカ式の履歴書(Resume)を書きましたが、初めて見たとき
ドキッとしました。
「それで、あなたはどんなことができるの?⇒専門性(SkillsとAbilities)その根拠は?」という項目ばかりなのです。
そして、書けなかった。こんなことをしっかり意識したことがなかったから。
日本にいたときは言い回しや、表現力で「(本来あるかどうかはわからないけど)察してよ」と誤魔化していたが、Resumeには通じない。
SkillsとAbilities。 逆に言うとこれが「経験」の根拠込みで書けるように、自分の学生生活を逆算してつくれば、アメリカ式の履歴書に気後れすることはない。日本での就職活動もうまくいくんじゃないかな(そういう計算された学生生活が楽しいかどうか、好きかどうか、という問題は置いておいて)。
少なくとも、私のようにぎょっととして、少し後悔して、必死でひねり出すようなことにはならないですよ。
そう、タイトルに書いた「知識も経験も中途半端で専門性のない日本人大学生」とはかつての私だったのですよ。
サークルで幹事長をしたり、NPO活動に参加したり、自分で学生団体を作ったり、バイトをしたり、趣味で大会に入賞したりしていても、「なんとなく」しているだけだと、(履歴書を自信を持って)埋めることができないということです。
今までの日本企業では、私のような人間でも拾ってくれるところはありましたが、これからはどうでしょうね?企業内で教育する余裕がなくを新卒にも即戦力を求めるとか言い始めてますしね。(今は批判が多くなされていますが、日本でも雇用の流動性が増していくとすると即戦力人材を要求する流れは基本的に強まっていくと思います)
どうせ、就職活動をするなら、
今の日本の就職事情だけでなく、将来の日本や(縦軸)、現在の世界(横軸)もあわせて、どういう人間になっていくかを考えたほうが、面白いこと仕事をできるチャンスが多くなるし、後々も助かりますよ。私も大学生時代はまさかベトナムで働く(駐在でもなくて)ようになるとは考えてもみませんでした。
Resumeを置いておきますね。参考にしてください。
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Personal Details |
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Skills & Abilities |
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Skills |
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Abilities |
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Education & Training |
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Interests |
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